催眠術の簡単なかけ方3

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カタレプシー,催眠術

こんにちは
ヒプノメンタリストのSHivAです。

 

さっそく催眠術のかけ方
前回に引き続き解説していきますね。

 

※前回まで
⇒催眠術のかけ方その1 ⇒同その2

 

前回までの復習になりますが、
まず最初にやるべきことは、

 

・催眠術にかかりやすい人を選ぶ

 

ということでしたね。
かかりやすい人(=被暗示性が高い人)
を判別する方法として、

 

・フィンガースティック
・風船と辞書

 

この2つの紹介と、
その具体的なやり方を解説しました。

 

これらはテレビの催眠術コーナーでは
決して放送されない秘密の部分でした。

 

ここまで終われば、
さっそく本当の催眠術をかけていきます。

 

催眠術といってもいろいろあります。

 

・飲み物の味が変わる
・身体が動かなくなる
・名前を忘れてしまう

 

など、様々な種類がありますが、
実は、『順番』というものがあります。

 

順番というのは、
・催眠状態が浅くてもかかりやすい、
・催眠状態が深くなければかからない

こんな感じのイメージでまずは捉えてもらえればOKです。

(詳しくはまたの機会に解説します)

 

ということで、一番最初に行うのは当然、
『催眠状態が浅くてもかかる催眠術』
ということになります。

 

ではでは発表します。

 

それは・・・

 

身体が硬直する系の催眠術』です。

 

そして硬直系の中でも、
最もかかりやすいと言われているのが、
『手が開かなくなる催眠術』です。

 

前回解説した判別方法を行った結果、
反応がとても良かった人は、
かなりの確率で『手が開かなくなる』ので
自信を持って行ってください。

 

ちなみに、『手が開かなくなる催眠術』
のことを、この業界では
『カタレプシー』と言います。

(広義には硬直系全部を指しますが、
一般的にはこの催眠術のことを指します)

 

では、この『カタレプシー催眠術
の誘導方法(の一例)を紹介します。

(以下、誘導暗示スクリプト)

 

————————-

 

手をグッと握ってみてください。

 

そして、親指を立ててください。

 

次に、その親指の爪を見やすい位置で
ジーっと見てくてください。

 

ジーっと見て・・・

 

ジーっと見てると、意識がどんどん集中してくるのがわかります。

 

意識が集中すると・・・

手がどんどん硬くなってきます。

 

どんどん硬くなる・・・

 

まるで石のように、
どんどん硬く固まってきます。

 

そう、
私が3つ数を数えると、
手は完全に固まって、開かなくなってしまいます。

 

ひとつ、ふたつ、みっつ!(パチン)

 

ほらっ!もうガッチガチ

 

開こうとすればするほど硬くなってくる。
どんどん硬くなる

 

開こうとしてみてください。
でも、もう開かない、ガッチガチです。

 

手が硬くなって開くことができません。

 

どうですか?開けますか?

 

————————-

 

誘導としてはこんな感じです。

 

催眠術師によって誘導文は変わりますが、
まずはこんな形でいいでしょう。

 

もちろんアレンジしても良いのですが、
効果的な暗示文を構成するためには
ある程度の暗示理論がわかっていなければ
暗示の効力が弱くなってしまうので、
アレンジするのは最低限の暗示文の理論を学習してからの方がよいでしょう。

 

成功率をあげるポイントを3つ解説します。

 

1.自信満々で行う
2.相手の反応を見ながら誘導する
3.前暗示→スイッチ→追込み暗示の順

 

では順番に解説します。

 

1.自信満々で行う

 

これは催眠術の基本中の基本です。
単なるメンタル論ではありません。

 

自信のなさが少しでも現れると、
被験者は、それを必ず察知します。

 

しかもトランス状態(無意識の状態)が
強まっているわけですから、

 

無意識という理屈じゃない部分で
その自信のなさを察知してしまうと、
相手は不安になって催眠術にかかることを無意識に拒否します。

 

必ずベテランの催眠術になりきって誘導してください。

 

 

2.相手の反応を見ながら誘導する

 

慣れないうちは、覚えた暗示文を間違えないように話すことで頭がいっぱいで、

 

相手を置いきぼりにして
誘導し続けてしまうことがよくあります。

 

例えば、被験者がまだ親指を
ジーーっと見つめていない状態なのに、

どんどん意識が集中してきます・・・

と言っても、被験者はわけがわからなくなって集中がとぎれてしまいます。

 

慣れてくると、被験者の手が固まった瞬間がわかってきます。

 

最初はピンとこないと思いますが、
よーく相手の表情や手の状態を観察して、
必要であれば同じセンテンスを繰り返してみたり、誘導分を短縮させてみたり、

 

相手をよく観察して、その状態に合わせて
誘導してあげてください。

 

 

3.前暗示→スイッチ→追込み暗示の順

 

これは全ての催眠術の基本形です。

 

『前暗示』というのは、
ひとつ、ふたつ、みっつ(パチン)
より前の誘導文です。

 

そして、『スイッチ』とは、
ひとつ、ふたつ、みっつ(パチン)
↑この部分ですね。

 

最後に、『追込み暗示』とは、
スイッチの後の誘導暗示の部分です。

 

これらの何が大切かというと、

 

まず、スイッチがなければ、
どこから現象が起きるのか
被験者(の無意識)は理解できません。

 

『ここからですよ』というラインを
きっちり提示してあげることが大切です。

 

もちろん人によって、または、
何度も催眠術をかけられて慣れてくると、
スイッチ無しで固まることもよくあります

 

ですが、きっちりスイッチを提示してあげることが基本形です。

 

ちなみに
『パチン』である必要は全くありません。
『ハイッ』という言葉でも、
肩を軽く押してやるのでも、
手の甲を触るのでも、

 

要は、『一般人の感覚として』、
合図なんだ、ということがわかれば、
それでOKです。

 

そして、その後の『追込み暗示』
今回の場合はこの部分です。↓↓

 

・ほらっ!もうガッチガチ
・開こうとすればするほど硬くなってくる
・どんどん硬くなる
・開こうとしてみてください。
・でも、もう開かない、ガッチガチです。

 

なぜこの追込み暗示が必要なのでしょう。

 

スイッチが入ったらその瞬間に催眠術がかかるんじゃ?

 

と考えられるかもしれませんが、
催眠術にあまりかかったことのない人や、
まだ少し不安がまだある方の場合は、

スイッチを入れても
『まだ固まっていない』ことが多いです。

 

開いちゃうかも・・・

 

と心のどこかで感じてしまい迷っている、

そんな人には、追込み暗示がなければ
すぐ手が開いてしまいます。

 

どんどん追い込んでください。

 

被験者は、『本当に自分の手が固まった』
と自分が認識できたら、何らかのリアクションを起こします。

 

開かないことにびっくりした表情をしたり
開かなくなって逆に笑ってしまったり、

 

そんな状態になれば、
開きますか?と聞いてみてください。

 

開こうと思えば開きそうだなぁ・・・
という表情をしている間は
この追込み暗示をひたすら続けてください

 

『開かないことが当然です』
という強い自信を持って。

 

で、

 

結局開いちゃった・・・

 

ということは、
どんなプロの催眠術師でも
10人いれば10人、皆経験しています。

 

最初はすごく恥ずかしいですが、

(自信満々で追い込むので)
それもすぐに慣れます。

 

催眠術師は『全員』これを経験しています

 

全員』です。

 

とにかくハッタリでもなんでも
自信をもって誘導し、
追込み暗示も、どんどん続けてください。

 

絶対に成功します。

 

最低でも60%くらいの確率で成功します

 

もし失敗した場合は、
それは、あなたが悪いのではなく、
『催眠術がかからない人だった』
というだけなのです。

 

さて、このカタレプシーが成功したら、
次に何の催眠術をかければいいのでしょう

 

次回はこの続きを解説しますね。

 

 

 

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こんにちは、ヒプノメンタリスト/心理療法士の SHivAです

催眠術がヤラセではなく、れっきとした心理学に基づくものであることは皆さんも既によくご存じだと思います。


さらに、催眠術を会得することはとても簡単であることから、実際に催眠術をかけることができるようになった方も最近では少なくはないのではないでしょうか。

でも、「あなたは犬になる・・・」といった、いわゆる"ショー(SHOW)催眠術"ができるようになったとしても、その披露機会も少なくなって、という声をよく聞きます。

このサイトでは、催眠術の裏側にある『催眠の本質』を理解することで、催眠術を実際の日常生活に応用することで、あなたが本当に欲しいものを手に入れるための具体的な方法・考え方について紹介していきたいと思います。

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